体臭を増やす食べ物はこれだ

人間の体臭の強さやニオイの種類は体質や生活環境によってかなり異なりますが、食べ物や食べ方によっても多いに差が出ます。体臭を増やす食材としては、肉類や動物性脂肪を中心に辛い食べ物やニンニクなどのにおいの強いもの、そしてアルコールが挙げられます。

肉類

人気のあるポピュラーな食材の代表選手と言える肉ですが、その成分はタンパク質と油です。
肉を食べるとタンパク質を消化することになりますが、タンパク質の消化は他の物質よりもエネルギーがたくさん必要なので体温が上がります。
体温が上がると当然のことながら汗をかきます。また、肉には脂肪も多く含まれるため、汗には体臭の原因となる脂質も多く含まれます。
そして肉のタンパク質は分解されるとウンチやおしっこのニオイの元であるアンモニアと硫化水素になるので、消化した後のウンチを体内に長く止めると腸内で発生した硫化水素は腸壁から吸収されて血液に混ざって体の中を巡り、肺に到達して呼気として排出されたときに口臭の原因にもなります。
肉を食べた時に体臭への影響を防ぐ対処方法は汗をかいた衣類を着替えてまめにウンチをして体の中のニオイの原因となるものを減らすことです。

口臭にも影響するニンニクの対策

スタミナや元気の出る食材の代表選手としてニンニクが挙げられますが、ニンニクは口臭に影響を与える代表選手でもあります。
にんにくは切り刻んだ時に中の成分が変性して強い匂いを出すことが知られていますが、切らずに丸ごと油で煮後油漬けにしておいて使えば、ニオイが出ることを防げます。
しかし、ニンニクを全く切らずに時間をかけて油で煮込む事はかなりの手間になります。実は、洋食のコックさんなら知っている人も多いのですが、ニンニクは中心の芯の部分に強いニオイを抱えています。
このため、食べた後のニンニクのニオイを抑える調理方法としては、ニンニクをタテに半分に切り、中心の芯の部分を取り除いた後に調理することで、かなり臭いを減らせるのです。
また、縦に切って半分にしたニンニクを今度は横に薄くスライスし、キツネ色になるまで火を入れることで、ニンニクの臭いはほとんどなくなります。
ただし、ニンニクのコクや旨味成分は、このとき使った油に残るのでニンニクに色付けした時の油は捨てずにソースやスープと一緒にして調理することがポイントとなります。

ニンニクがニオうのは肺からのニオイ

ニンニクを食べた後に口臭を気にする人はとても多いのですが、ほとんどの人がニンニクの匂いが胃から口へ出てくると思っています。
ところが、食道から胃の入り口部分には噴門部と呼ばれるところがあり、口から食道を通ってきた食物が胃に入るときだけ開き、普段は閉じています。
そのため、胃の中で消化されている食物のニオイが食道を通って口から出て口臭になることはありません。
あるとすれば、「ゲップ」をしたときだけです。
確かに居酒屋で肉・ニンニク・チーズを食べた後にビールを飲んでゲップをすると、とんでもないニオイを出す人がいます

食べたものが原因となって口臭を発生する場合、その経路は胃と食道からではなく、腸で吸収されたニオイ物資が血管を通って肺に到達し、ガスとなったニオイ物資が不要物として呼気となって排出されたものが口臭となるのです。
実は胃に噴門部と呼ばれるフタの役目をする部分があるように、肺につながる気道にもフタがあります。
人間の体は呼吸するための気道が正面側に、食物を胃へ送る食道が背中側に、つまり前後に2本の管がのどから下へ続いています。
この2本の食堂と気道にはそれぞれフタがあり、胃のフタにあたる噴門部は通常閉じているのですが、肺のフタにあたる喉頭蓋は通常開いているのです。
喉頭蓋は、食べたものが肺に行かないように食べ物を飲み込む時だけ気道の上を塞いで肺と気道を食物の侵入から守っているのです。
言い換えれば、肺から口へ出てくる通路は「開けっ放し」なので、肺へ達したニオイ物質は、寝ている間も24時間出てくるのです。

9月 27, 2018